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借金とギャンブルの闇 ガーシー被告が語る脅迫事件の背後にある苦悩

 

参院議員のガーシー被告(本名・東谷義和、52歳)が、俳優綾野剛(41歳)らを動画投稿サイトで脅迫した罪に問われた第3回公判が21日、東京地裁で開かれました。被告はギャンブルにより5億円の借金があり、支援者の提案で不本意ながら暴露系ユーチューバーになった経緯を明かしました。

 


ガーシーはYouTubeで関西弁で威圧的なスタイルを取っていたが、その背後には支援者の指示があり、「演技」だったことを告白。公判ではSNSアカウントの取得希望が問われ、今後の配信は一切しないと宣言しました。また、ドバイ滞在時に政府からのクレームがあり、帰国前には手錠をはめられるなどの出来事があったことも公表しました。

 


起訴状によれば、被告は昨年2~8月、YouTubeで綾野ら3人を脅迫。今年2月には綾野の告訴状を取り下げさせようと脅迫行為が行われたとされています。綾野に対する脅迫の背景は、当時の事務所社長との話の約束が破られたことから感情が高ぶったことでした。

 


被害者に対して直接謝罪したいとするも、許される訳ではなく、被害の弁済を行いたいが資金がないと述べました。被告に対する嘆願書は607通寄せられ、公判には一般傍聴席20席に207人が集まり、倍率は約10倍でした。第4回公判は来年2月8日に予定されています。