大谷翔平選手がエンゼルスを離れ、FAとしてドジャースに移籍した瞬間が、14日のドジャースタジアムで開催された入団会見で感動的に繰り広げられました。
エンゼルス時代から大谷の信頼を受け続けた通訳、水原一平さんもこの移籍に同行。大谷との強力なコンビを維持し、入団会見では司会者から「翔平の最高の相棒であり、親友でもある水原一平通訳です」と紹介され、二人の絆が改めて注目を集めました。
水原さんはドジャースの青いネクタイを身に纏い、大谷と共に堂々とした姿勢で登場。控えめながらも大谷や球団オーナーとの集合写真撮影時には、繊細な気遣いも見せました。
野球未経験ながらも、「本人の野球の邪魔にならないように。あとは楽しくできるようにしている」と水原さん。その言葉からは、大谷への深い理解とサポートの意志が感じられます。エンゼルスファンの中でも高い知名度を持つ彼の存在は、今回のドジャース移籍でも注目を集めています。
また、会見には日本、米国、台湾、韓国、ラテン系など約300人のメディアと50台のテレビカメラが集結。水原一平通訳の優れた仕事に注目が集まりました。日本人記者の日本語の質問から英語へのスムーズな通訳や、瞬時に質問に応じるその機転の利かせ方が称賛を浴びました。
水原さんの卓越した通訳スキルに加え、記者からの質問を全てメモせずに記憶し、スムーズなやり取りを見せたことも話題に。水原さんは幼少時代から米国で生活し、１２年からは日本ハムの通訳を務め、１７年からは大谷のエンゼルス移籍に伴い専属通訳に。通訳以外にも、運転手や私生活のサポートまでこなす彼の多才ぶりにファンからは驚きの声が上がりました。
