大谷翔平投手のドジャースへの移籍が発表され、入団会見が14日(日本時間15日)に米ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われました。球場周辺は多くの報道陣で賑わい、受付には長蛇の列ができるなど、注目度は半端ない状態でした。
球団は予定より15分早く会見場のゲートを開け、会見1時間前には米国、日本、韓国、台湾、ラテン系のメディア約300人とテレビカメラ約50台が集結しました。球場ビジョンには「大谷翔平選手 ドジャースにようこそ」との日本語メッセージが表示され、現地では歓迎ムードが広がっています。
大谷のユニホームは前日に発売からわずか48時間で過去最高の売り上げを記録し、ドジャースの大谷には大きな注目が寄せられています。
会見にはフリードマン編成本部長らが出席し、今オフにFA市場最大の目玉選手として10年7億ドル(約1015億円)でドジャースと合意した経緯を説明しました。大谷は英文で「ドジャースファンの皆様へ、あなたのチームに迎え入れていただいたことに感謝しています。皆さまとドジャース球団とともに、ロサンゼルスの街でワールドチャンピオンのパレードを行うという同じ目標を共有していると100%断言します」とコメントしました。
通訳の水原一平も会見に出席し、日本ハム時代からの関係を続けています。大谷が挑む新天地でも献身的なサポートで支えていくことが期待されています。