ジャニーズ事務所の創業者であるジャニー喜多川氏による性加害を告発していた男性が、自殺したことが分かりました。男性は40代で、大阪市在住でした。10月中旬に山中で首を吊った状態で発見され、その後死亡が確認されました。
男性はSNSなどでジャニー喜多川氏から性被害を受けたと訴えており、ジャニーズの被害者の会に所属していました。被害者の会は元ジャニーズタレントらでつくる団体で、ジャニー喜多川氏から性被害を受けたと主張しています。被害者の会のメンバーは、SNSで「卑怯者」「ウソつき」「金目当ての活動だ」などと誹謗中傷を受けており、警察に被害届を提出したり、法的な対応を検討したりしていました。
ジャニーズ事務所は、被害者の会の主張を否定し、「虚偽の話しないで」と呼びかけています。ジャニー喜多川氏は、2019年に死去しており、本人に確認することはできません。
この事件は、SNSでの誹謗中傷が人の命を奪うことになった悲劇として、多くの人々の関心を集めています。被害者の会のメンバーは、真実を求めて闘っていたと言います。ジャニーズ事務所は、どのように対応するのでしょうか。今後の動向に注目が集まります。
