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宇野昌磨、ジャッジの採点基準への疑問

 

宇野昌磨トヨタ自動車)が男子フリースケートでSP2位からの逆転を試みましたが、最終的には合計286・55点で2位に終わりました。SP首位の鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)に1・84点及ばず、3年連続4度目の優勝を逃す結果となりました。

 


試合後、宇野は「表現もジャンプも、僕の中ではいい演技だった」と振り返りましたが、4本の4回転ジャンプ全てに「q」(4分の1回転不足)がついてしまい、GOE(出来栄え点)を伸ばすことができませんでした。彼は、「気持ちを言うならば、試合に出る意味をちょっと揺るがされるような試合になった。点数が、ルールが、と言うつもりはないけど、この基準なら、今日のジャンプ以上に練習でもできる気がしない。これ以上先はないと思わされる試合だった」と感想を述べました。

 


4回転の冒頭のループとフリップはしっかりと着氷したものの、いずれもGOEは0点で加点を得ることができませんでした。また、4回転―3回転の連続トウループも、GOEは0・27点にとどまりました。宇野は「(自分では)きれいかなと思った。結構厳しかったかなと。(採点の)方向性は興味で聞いてみたい」と、自身の演技に対する詳細な考えを披露しました。

 


一方で、ジャッジの採点基準に対して一貫性を感じないという声があり、AIによる客観的な判定の導入を望む意見も根強いようです。競技の透明性と公正性向上に向けて、今後の議論が期待されます。